温かな情憬

 

イルミネーション

言葉もなくただ愛しくて
小さな君の手を握った


「イルミネーション」

街路樹に灯る光が
暮れてゆく街を飾るよ
せわしさと華やかさの中で
せつなさは白い吐息に、、、
溢れかえる人混みの中
二人そっと寄り添い歩けば
言葉もなくただ愛しくて
小さな君の手を握った
そっと温めよう
この恋が凍えてしまわぬように
そっと空を見上げて僕は願う
優しい君の微笑みを

君の声が微かな風に包まれて
僕に届くよ
だから僕は何も求めないように
君の寂しさに寄り添うよ
そっと呼び掛けよう
この恋が消えてしまわぬように
そっと夜の帳に想いを馳せた
二人の心がはぐれないように

そっと口づけよう
誰にも気付かれないように
そっと流れてゆく時間(とき)の中で
繋いだ手が温かい

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傷み

「傷み」

傷つけてくれればいい
真実の言葉でなら、、、
空っぽの孤独のままで
途方に暮れるのは
、、、嫌だよ

傷ついてかまわない
あるがままの心になら、、、
嘘つきな優しさなんかじゃ
悲しみが苦しいから

傷みを知った孤独なら
強く生きてゆける
、、、きっと

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ONE SCENE

悲しいことも苦しいことも
誰のせいでなく
ただ人生のONE SCENE


「ONE SCENE」

誰もいない
季節はずれの海辺は
言葉にできないほど輝いていた
夢の残骸が
波に消えゆく気がして
ただ見つめていた
悲しいことも苦しいことも
誰のせいでなく
ただ人生のONE SCENE

やがて冬が
確かな冬が、、、
そして海辺は今よりもっと
輝きを増すだろう
僕の足跡など
跡形もなく消して、、、
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黄昏

儚い夕陽みたいに
悲しい気持ちも
寂しさに傷ついたり
誰かを傷つけたりしないように、、、


「黄昏」

いつも通りの街並み
いつも通りの黄昏
それなのに何もかもが
違ってみえるのは何故だろう?
「破れた夢を追いかけて
前に進む事できない」と
誰かが言っていたけど、、、
いつも通りの路上で
僕は空を見上げた

ポケットに手をつっこんで
優しい歌を口ずさみ
北風に吹かれるたび
僕は少しだけ目を伏せた
儚い夕陽みたいに
悲しい気持ちも
寂しさに傷ついたり
誰かを傷つけたりしないように、、、
いつも通りの路上で
僕は黄昏を見てた

    16:06 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ときめき

時折の風に
きらきらと揺れてた
心のときめきみたいに


「ときめき」

陽溜まりのような声で
あなたが話してくれたから
その言葉のひとつひとつは
いつまでも胸に残っている
例えば昨日が
穏やかに眩しくても
今日の悲しみのせいじゃないから
湖の畔で
くちづけしたあの日
深まる秋の
冷たい空気の中で
あなたの唇が温かくて、、、
水面に映った
紅(あか)や黄色が鮮やかに
時折の風に
きらきらと揺れてた
心のときめきみたいに

あなたと過ごした時間が
あなたと交わした全てが
この想いを永遠に
人知れず刻んでくれる
例えば今日が
涙に暮れていても
「明日はきっと、、、」
そう思えるから
湖の畔を
落ち葉が埋め尽くす頃
凍えそうな寒さに
やっぱり想い出す
優しいあなたの温もりを
心から本当に
愛してくれたから
体が憶えている
心が忘れない
あなたに
ときめいたこと
    22:01 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top